「予防矯正は本当に必要?」

──疑問があるときは、まず現在の見立て(検査・診断)が大切です。

下の連続画像は、経過観察だけで良い方向へ進んだ一例です(症例差があります)。

初診時のレントゲン

永久歯間の距離が近く、犬歯の生えるスペースが不足しているように見えます。

経過観察中のレントゲン

この段階でも、私たちは経過観察を選択しました(適応は個別判断)。

犬歯スペースが自然に確保された例

自然な交換によって、犬歯のスペースが徐々に確保されてきました。

交換が進行した段階のレントゲン

さらに交換が進み、全体の配置が良い方向へ。必要最小限の関与で観察を継続しました。

最終段階のレントゲン

自然な歯列が完成。この症例では、口腔機能トレーニング等は行っていません(個別差があります)。

前歯にすき間があると、その後の交換で良い方向に進むケースも少なくありません。

前歯に隙間がある幼少期の例
良好な交換の経過例

目次

後悔しないために

成人矯正の情報には、期待とのギャップから生じたネガティブな体験談も見られます。
後悔を減らすために、開始前にメリット/デメリット、できること/難しいこと、副作用の可能性を十分に理解し、納得のうえで進むことが大切です。

側貌(横顔)は大きく3タイプに分類でき、タイプにより適切な前歯の角度・配置が異なります。
タイプを無視した設計は、ゴール像との齟齬を生みやすくなります。

顔面タイプの例

迷っている方は、当院で分かる範囲のことを丁寧にご説明します。
参考:インビザライン治療の注意点 ▶


インビザライン公式ギャラリー掲載

当院の症例が2018年、Align Global Galleryに掲載されました。
掲載症例はこちら ▶

掲載症例へのリンク画像

インビザライン・ファカルティは、アライン社が講師活動を行う歯科医に付与する称号です。必要に応じて外部講師との連携により、設計の妥当性を検証しています。
2022年:プラチナ/2023年:プラチナエリートの社内区分表記を取得しました。

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