歯ぎしり対策の新しい選択肢。ナイトガードの代わりにインビザラインを。






歯ぎしり対策の新しい選択肢。ナイトガードの代わりにインビザラインを。 | こむら矯正歯科

どうせマウスピースを入れるなら。
「守る」と「整える」を同時に行う選択。

歯ぎしり対策のナイトガードを、
インビザラインに変えるという合理的な判断。

目次

01. ナイトガードの課題

硬い装置を入れるストレスについて

歯ぎしりや食いしばりによる歯の摩耗を防ぐために、歯科医院では一般的に「ナイトガード」という就寝用マウスピースが処方されます。
これは非常に有効な保護手段ですが、実際に使用されている患者様からは、いくつかの不満点をお聞きします。

従来の保険適用のナイトガードは、硬いプラスチック(レジン)で作られていることが多く、厚みもあります。
そのため、「装着時の違和感が強い」「硬くて顎が疲れる」といった理由で、継続使用を断念してしまうケースが少なくありません。

「毎晩口に入れるものだからこそ、もっと快適で、意味のあるものにしたい」
そう考えるのは、非常に合理的です。

02. インビザラインという代替案

素材の柔らかさと、歯への優しさ

そこで当院が提案しているのが、ナイトガードの代わりに「インビザライン(矯正用マウスピース)」を使用するという選択肢です。

インビザラインに使用されている素材(SmartTrack)は、一般的なナイトガードの素材とは異なります。
非常に薄く、弾性(柔軟性)に富んでいるため、装着時の不快感が大幅に軽減されます。

また、その柔軟性ゆえに、歯ぎしりをした際にかかる過度な力をクッションのように吸収・分散させることができます。
硬い素材でガッチリと固定するよりも、歯や顎関節にかかる負担が少なく、医学的にも歯に優しい選択と言えます。

03. 院長の実践

歯科医師自身が証明する機能性

院長も愛用しています

実は、当院の院長自身も、就寝時の歯ぎしり対策としてインビザラインのアライナー(マウスピース)を使用しています。

かつては硬いナイトガードを使用していましたが、インビザラインの素材特有の「柔らかさ」と「フィット感」を知ってからは、こちらを選択するようになりました。
歯を保護する機能は十分にありながら、装着していることを忘れるほどの快適さがある。
これは、実際に使用している医師としての実感です。

04. 合理的な投資として

同じ時間を使うなら、未来につながる使い方を

ナイトガードは、あくまで「現状維持(歯を守る)」のための装置です。
一方、インビザラインは「歯を守る」と同時に、「歯並びを整える」という建設的な役割を果たします。

どうせ毎晩、口の中にマウスピースを入れて眠るのであれば。
単に現状を維持するだけでなく、朝起きるたびに少しずつ歯並びが良くなっていく。
その方が、時間と労力の使い方として効率的ではないでしょうか。

「歯ぎしり対策」をきっかけに、より快適で、より前向きな「矯正治療」という選択肢を検討してみてください。


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こむら矯正歯科
CT診断・セファロ分析による根拠ある設計をもとに、ワイヤーを使わない矯正治療を提供しています。 「Delicate. Natural.」の理念のもと、健康的で自然な歯並びを大切にしています。 ▶ 公式サイトはこちら
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