失敗しないための3つの視点

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後悔しないために治療前に確認すべきこと

インビザライン認定
治療を始める前に、これらの視点をしっかり確認することが重要です
目次

⚠️ 矯正治療の失敗とは

矯正治療の「失敗」には、以下のようなケースがあります:

  • 思っていた結果と違う(期待外れ)
  • 治療中に強い痛みが続いた
  • 歯ぐきが下がってしまった(歯根露出)
  • 治療後すぐに後戻りした
  • 噛み合わせが悪くなった
  • 顎関節症になった
  • 予想以上に費用と時間がかかった

後悔しないための3つの視点

治療開始前に、これらの視点をしっかり確認することが、後悔しない治療につながります。

1

セファロレントゲン分析で
骨格と難易度を把握

2

メリットとデメリットを
正しく理解する

3

改善できることと
できないことを知る

視点1: セファロレントゲン分析で骨格と難易度を把握

1

治療の成功は正確な診断から始まる

セファロ分析
セファロ分析で骨格のタイプと治療難易度を正確に把握します

⚠️ セファロ分析なしで始めると…

  • 自分の骨格タイプがわからない
  • 治療の難易度が不明
  • どこまで改善できるかが曖昧
  • 後戻りのリスクが予測できない
  • 結果的に「思っていたのと違う」となる

セファロ分析でわかること

1. 骨格のタイプ

・ドリコ(長顔型)、メジオ(中間型)、ブレーキー(短顔型)
・上顎と下顎の前後的な位置関係
・顔の垂直的なバランス

2. 治療の難易度

・標準値からどの程度ずれているか
・歯を動かせる範囲はどの程度か
・抜歯が必要かどうか
・治療期間の目安

3. リスクの予測

・後戻りしやすい骨格かどうか
・歯根露出のリスク
・顎関節への影響
・外科手術が必要かどうか

4. 現実的なゴール設定

・この骨格で到達できる理想的な歯並び
・変えられる部分と変えられない部分
・患者様の期待と現実のギャップを埋める

✓ セファロ分析を行うことで:

治療前に「自分の骨格ではこの程度まで改善できる」という現実的な期待値を持つことができます。
これにより、治療後に「思っていたのと違う」という失敗を防げます。

視点2: メリットとデメリットを正しく理解する

2

どんな治療にも必ずデメリットがある

⚠️ メリットだけを聞いて始めると…

  • 治療中に予期せぬ痛みや不便さに直面
  • 治療期間が思ったより長い
  • 費用が予想以上にかかる
  • 生活への影響が大きい
  • 途中で挫折してしまう

矯正治療のメリット

  • 審美的改善:歯並びがきれいになり、笑顔に自信が持てる
  • 機能的改善:噛み合わせが良くなり、食事がしやすくなる
  • 清掃性向上:歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが減る
  • 長期的な健康:歯の寿命が延びる可能性がある
  • 発音改善:歯並びが原因の発音障害が改善することがある

矯正治療のデメリット

1. 時間がかかる
  • 通常2〜3年の治療期間
  • 保定期間も含めると5年以上のコミットメント
  • 定期的な通院が必要
2. 費用がかかる
  • 成人矯正は通常70〜100万円程度
  • 保険適用外(一部例外あり)
  • 追加費用が発生する場合もある
3. 生活への影響
  • マウスピース:1日20時間以上の装着が必要
  • ワイヤー:見た目が目立つ、食事制限がある
  • 治療中は痛みや違和感を伴うことがある
4. リスクがある
  • 歯根吸収(歯の根が短くなる)
  • 歯根露出(歯ぐきが下がる)
  • 後戻り(元の位置に戻ろうとする)
  • 顎関節症の発症または悪化
5. すべてが改善できるわけではない
  • 骨格は変えられない
  • 横顔のタイプは変わらない
  • 期待通りの結果にならないこともある

部分矯正と全体矯正の違い

部分矯正 全体矯正
費用 安い(30〜50万円) 高い(70〜100万円)
期間 短い(6ヶ月〜1年) 長い(2〜3年)
対応範囲 前歯のみ 全ての歯
後戻りリスク 高い 低い
噛み合わせ 改善しない 改善する
適応症例 限られる 幅広い

部分矯正は費用が安く期間も短いため魅力的ですが、奥歯の傾きがあるケースでは後戻りのリスクが高く、長期的な安定性に欠ける可能性があります。

インビザラインのパッケージによる違い

インビザラインには大人向けに4種類のパッケージがあり、それぞれ対応できる設計の幅が大きく異なります。なお、当院では成人矯正においてコンプリヘンシブパッケージのみを採用しています(Lite・Express・類似品は使用していません)。

⚠️ 重要な注意点

途中でパッケージを変更することはできません。製品が異なるため乗り換え割引もなく、あらためてやり直すことになります。
このため、「想定より仕上がりの精密さが足りない」というケースが生じやすくなります。

1. コンプリヘンシブパッケージ(当院採用)
  • お口全体の調和をめざす治療に用いる
  • 部位の制限なし、ステージ数80以上
  • 初回出荷日から5年以内なら追加アライナー無制限
  • 設計の自由度が高く、繊細な仕上がりをめざせる
2. モデレートパッケージ
  • 軽度から中等度の症例に対応
  • 片顎につき26ステージ以内
  • 初回出荷日より3年以内の追加アライナー2回まで
  • 3回目以降または2年目から3年目は30,000円(税別)
3. ライトパッケージ
  • ステージ数上限14まで
  • 最初に決めたゴールの変更はできない
  • 追加アライナーは1年以内で1回のみ
  • 1年目から2年目は2万円+税で追加可能
  • 2年を超えると追加できない
4. エクスプレスパッケージ
  • ステージ数最大7
  • 治療期間は1年以内
  • ローコストアライナーに対抗する製品として設定

実際のケース:部分矯正で満足できなかった例

知人から「もうすぐ終了だが満足できない」と相談されたケースです。

右側の写真
右側の写真
左側の写真
左側の写真

一見そろっているように見えても、上の犬歯と下の犬歯の位置関係が左右で異なります。右側は良好ですが、左側は一般的な噛み合わせと異なる関係になっています。

当初は満足していても、ならびが整ってくるにつれて細部の違和感に気づくことがあります。
このようなケースを理想的に仕上げるには、設計上の自由度が必要です。ライトパッケージではステージ数が少なく、奥歯の大きな位置再設計まで視野に入れにくいため、コンプリヘンシブパッケージが適しています

ご本人に詳しく伺うと、初回相談時に「部分的な設計」か「全体の設計」かを選べたものの、費用と期間の観点から部分的な設計を選択されたとのことでした。

このケースに限って言えば、はじめからコンプリヘンシブパッケージを選ぶ方がよかったと考えます。必要な調整領域が多いのに廉価版を選ぶと、理想の仕上がりから外れてしまうことがあります。

抜歯矯正のデメリット

小臼歯(4番または5番の歯)を抜歯する矯正には、以下のようなデメリットがあります:

  • 健康な歯を失う(一度抜いたら戻せない)
  • 噛む力が低下する可能性がある
  • 顔貌が変わる(口元が下がりすぎる)ことがある
  • 治療期間が長くなる傾向がある
  • ブラックトライアングル(歯と歯の間の隙間)ができやすい

✓ メリットとデメリットを理解することで:

「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぎ、納得して治療を続けることができます。
細部まで美しく、長期視点で安定をめざすなら、最初からインビザライン・コンプリヘンシブパッケージで全体のバランスを見据えた設計をおすすめします。

視点3: 改善できることとできないことを知る

3

現実的な期待値を持つ

顔のタイプ

⚠️ 期待値と現実のギャップが大きいと…

  • 治療後に「思っていたのと違う」と感じる
  • 満足度が低い
  • お金と時間をかけたのに後悔する
  • さらなる治療(外科手術など)を検討することになる

矯正で改善できること

  • 歯の位置:骨の中で動かせる範囲内で調整可能
  • 歯の角度:前後的な角度を変えられる
  • 歯並びの凸凹:ガタガタを並べられる
  • 噛み合わせの高さ:ある程度調整可能
  • 歯列の幅:成長期であれば拡大可能
  • 正中(真ん中のライン):ずれを修正できる
  • スペース:隙間を閉じたり、作ったりできる

矯正で改善できないこと

  • 骨格の基本的なタイプ:ドリコ・メジオ・ブレーキーは変わらない
  • 上顎と下顎の骨格的な大きさ:成長期を過ぎると変えられない
  • 顔の長さ:垂直的な骨格は変えられない
  • エラの張り:骨格的なものは変わらない
  • 鼻の形:歯の位置変化で多少の影響はあるが、基本は変わらない
  • 唇の厚さ:歯の位置で多少変わるが、基本は変わらない
  • 顎の骨格的な位置:外科手術なしでは変えられない

✓ 改善できることとできないことを理解することで:

現実的な期待値を持って治療を始めることができます。

失敗しない歯科医院の選び方

確認すべき3つのポイント

1. セファロ分析を行っているか

セファロレントゲンを撮影し、骨格を正確に診断しているかを確認しましょう。

2. デメリットも正直に説明してくれるか

メリットだけを強調し、デメリットやリスクを説明しない歯科医院は要注意です。誠実な説明は、治療の安全性に直結します。

3. 実際の症例を公開しているか

ウェブサイトや院内で、Before/Afterの症例写真を確認できるかを見ておきましょう。インビザラインの場合、Align Global Galleryに掲載されている症例も参考になります。
Align Global Gallery(症例)▶

当院での取り組み

失敗を防ぐための徹底した診断

  1. セファロ分析:骨格を精密に診断
  2. CT診断:歯根と骨の三次元的な関係を確認
  3. 治療難易度の説明:患者様ごとの治療難易度を正直に伝える
  4. メリット・デメリット:両方を包み隠さず説明
  5. 現実的なゴール設定:改善できる範囲を明確に提示
  6. 複数の選択肢:抜歯・非抜歯、部分・全体など、選択肢を提示
  7. ファカルティ監修:インビザライン社認定指導歯科医の監修
  8. コンプリヘンシブパッケージのみ使用:設計の自由度を確保し、長期的な安定をめざす

「治療前に時間をかけて診断し、患者様に正しく理解していただくこと。
これが、後悔しない矯正治療の第一歩です。」

セカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンのご案内(有料:5,000円+消費税)

他院で治療中の方のセカンドオピニオンも受け付けています。特に抜歯を勧められた場合や、外科手術が必要と言われた場合、または治療結果に満足できない場合は、セカンドオピニオンをお勧めします。

必須項目

  1. 相談同意書:ご相談者がご本人以外の場合は、相談同意書が必要です
  2. 続柄を示す書類:ご相談者がご家族だけの場合、および、患者様が未成年の場合は、ご相談者との続柄を示す書類(健康保険証など)が必要です
  3. 現在かかっている歯科医院からの診察情報提供書
  4. 治療前のレントゲン検査データ

注意:主治医の先生からの情報や検査資料がない場合には、公正な立場でのお話ができず、有効なセカンドオピニオンは提供できませんので、診療情報提供書、検査資料などを必ずお持ち下さい。

セカンドオピニオンをお受けできない方

  • 予約外の場合
  • 当院から指定された資料(診療情報提供書・検査データ・レントゲンデータ)をお持ちでない場合
  • ご相談者がご家族だけの場合、および、患者様が未成年の場合で、ご本人の『同意書』および続柄を示す書類(健康保険証など)をお持ちでない場合
  • 主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関する相談
  • 最初から『転院』を希望されている場合
  • 相談内容が当院の専門外である場合

よくある質問

Q1. セカンドオピニオンは受けるべきですか?

A. はい、特に抜歯を勧められた場合や、外科手術が必要と言われた場合は、セカンドオピニオンを受けることをお勧めします。

Q2. 無料相談で何を確認すべきですか?

A. セファロ分析を行うか、治療のデメリットやリスクについても説明してくれるか、実際の症例を見せてくれるか、を確認しましょう。

Q3. 治療開始前に契約書はありますか?

A. 当院では、治療内容、期間、費用、リスクなどを明記した同意書に署名していただきます。不明点があれば、納得するまで質問してください。

Q4. ライトパッケージとコンプリヘンシブパッケージ、どちらを選ぶべきですか?

A. 当院では、細部まで美しく長期的に安定した結果をめざすため、成人矯正ではコンプリヘンシブパッケージのみを採用しています。途中でパッケージ変更はできず、乗り換え割引もないため、最初から適切なパッケージを選ぶことが重要です。

まとめ

後悔しないための3つの視点

  1. セファロレントゲン分析で骨格と難易度を把握
    → 自分の骨格タイプと治療の現実的なゴールを理解する
  2. メリットとデメリットを正しく理解する
    → 良い面だけでなく、リスクや制限も知った上で始める
  3. 改善できることとできないことを知る
    → 過度な期待を持たず、現実的な目標を設定する

この3つを治療前にしっかり確認することで、「こんなはずじゃなかった」という後悔を防げます

後悔しない矯正治療をお考えの方へ

当院では、治療前に十分な時間をかけて診断し、メリット・デメリット、改善できることとできないことを正直にお伝えしています。

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こむら矯正歯科
CT診断・セファロ分析による根拠ある設計をもとに、ワイヤーを使わない矯正治療を提供しています。 「Delicate. Natural.」の理念のもと、健康的で自然な歯並びを大切にしています。 ▶ 公式サイトはこちら
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