治療の途中も大切です|リファインメントの重要性

目次
治療の途中で起こること
インビザラインでは、治療の途中で数本の歯の動きが予定と少しずれてしまうことがあります。
そんなときに必要なのが、再設計──リファインメントです。
「追加アライナー」だけで済ませない理由
最近では「足りなければアライナーを追加すればいい」といった形で、分析せずに治療が続けられてしまうケースも臨床的にはあると見られます。
それでは「なぜうまくいかなかったのか?」という経過観察(判断力と観察力)も、「次はどう導くか?」という判断も、されないまま終わってしまいます。
当院では、リファインメントも大切にしています
当院では、リファインメントも含めて、すべての治療設計を院長が責任をもって行っています。
ただアライナーを追加するのではなく、「ここまで来たからこそ見えてきたもの」を正しく読み取ることも大切です。
「足りないから足す」のではなく、「見直して、丁寧に導く」。
それが当院のインビザライン治療です。
リファインメントの具体的なプロセス
1. 現状の正確な把握
- どの歯が、どの程度ずれているのかを精密に確認
- なぜその動きが予定通りにいかなかったのかを分析
- 患者様の装着状況やゴムの使用状況も確認
2. 再設計の実施
- CTやセファロデータを再確認
- 骨格や歯根の条件を再評価
- より現実的で安全な動きを再設計
3. 新しいアライナーの作製
- 改善された設計に基づいて新しいマウスピースを作製
- 必要に応じてアタッチメントの位置も変更
- ゴムの使用方法も見直し
リファインメントが必要になる主なケース
装着時間の不足
推奨時間(20〜22時間/日)を守れなかった場合、歯の動きが遅れることがあります
骨の硬さの個人差
予想以上に骨が硬く、歯の動きに時間がかかるケースがあります
歯根の形状
歯根が曲がっていたり、特殊な形状の場合、動きにくいことがあります
咬合力の影響
強い咬み締めの癖がある場合、計画通りに動かないことがあります
当院のリファインメント実績
当院では、治療開始から5年間、何回でもマウスピースの作製が可能なインビザライン コンプリヘンシブを使用しています。
- リファインメント回数の制限なし(5年以内)
- 追加費用なしで再設計可能
- 院長が責任を持ってすべての設計を確認
- インビザライン社認定ファカルティの監修体制

リファインメントを避けるために患者様ができること
- 推奨装着時間を守る
1日20〜22時間の装着を心がけてください - 定期チェックを欠かさない
指定された来院スケジュールを守ることが重要です - ゴムを正しく使用する
指示された場所に、指示された時間装着してください - 違和感があれば早めに相談
マウスピースが合わない、痛みがあるなどは早めにご連絡を - オンライン診療の活用
バーチャルケアで経過を共有することで、問題の早期発見につながります
まとめ
リファインメントは、「失敗」ではなく「より良い結果を得るための調整」です。
当院では、治療の途中経過を丁寧に確認し、必要に応じて設計を見直すことで、
安全で確実な治療結果を目指しています。