インビザライン(マウスピース型矯正)にも、動かすのに時間や工夫がいる歯はあります。代表的なのは、丸い形でつかみにくい歯の「ねじれ(捻転)」、根が短い歯や骨に埋まった歯、大きく傾いた歯などです。動かせないわけではなく、アタッチメントや補助装置、必要に応じてワイヤーの併用で対応します。どの歯が難しいかは、CTやシミュレーションで事前に見きわめて設計します。
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LINEで無料相談動かしにくい歯の代表例
とくに時間や工夫がいるのは、次のような歯です。犬歯や小臼歯のように断面が丸く、ねじれ(捻転)を戻しにくい歯。根が短い歯や、歯ぐき・骨に深く埋まっている歯。もともと大きく傾いていて、根の角度から整える必要がある歯。これらは、マウスピースが歯をつかむ力を伝えにくかったり、慎重に動かす必要があったりします。
なぜ難しいのか
マウスピースは、歯の表面をつかんで力を加える装置です。そのため、形が丸い歯や、つかむ面が少ない歯では力が伝わりにくくなります。回転させる動きや、根の位置まで整える動きは、見た目を並べる動きよりも時間がかかりやすく、安全域を確認しながら段階的に進める必要があります。
どう対応するか
歯の表面に小さな突起(アタッチメント)を付けて力を伝えやすくしたり、補助装置を組み合わせたりします。マウスピースだけでは動きにくい部分に、必要に応じてワイヤーを部分的に併用することもあります。当院では、無理な力を一度にかけず、段階を分けて設計します。
こむらの考え方
大切なのは、動かしにくい歯を「動く前提」で軽く見ないことです。当院ではCTやシミュレーションで、どの歯が難しいか、どこまで動かせるかを事前に見きわめてから治療計画を立てます。予測しにくい動きを計画の段階で織り込んでおくことで、途中でのやり直しを減らします。
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よくある質問
Q. 動かしにくい歯は、結局動かせないのですか?
A. 動かせないわけではありません。アタッチメントや補助装置、必要に応じたワイヤー併用で対応します。ただし時間がかかることや、段階を分けることはあります。
Q. 最初から分かるのですか?
A. CTやシミュレーションで、動かしにくい歯をある程度事前に見きわめます。予測しにくい動きは計画に織り込んでおきます。
Q. ワイヤーを使うこともあるのですか?
A. マウスピースだけでは動きにくい部分に、必要に応じて部分的に併用することがあります。全体をワイヤーにするという意味ではありません。
監修:こむら小児歯科・矯正歯科 院長 小村 隆志
当院のマウスピース型矯正装置(インビザライン)は、自由診療で用いる未承認医療機器です。治療の可否や設計は、精密検査に基づく診断のうえで判断します。効果や治療経過には個人差があります。


