「子どもの矯正、やらなきゃよかった」と感じるのはどんなときか|豊中・こむら矯正歯科

「子どもの矯正、やらなきゃよかった」と感じる理由の多くは、治療そのものより、始める前に共有されていなかったことから生まれます。第一期で終わるとは限らないこと、第二期でも費用がかかること、装置を毎日使えるかどうか。この3つが最初に分かっていれば、後悔を減らす手がかりになります。

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「やらなきゃよかった」の中身は、だいたい4つに分かれます

この言葉が出るとき、指しているものは一つではありません。臨床の場で後悔として語られる内容は、おおむね次の4つに分かれます。

1. 通うのが大変で、続かなかった

小児期の矯正は、月に1回前後の通院が数年つづきます。習い事、部活、下のお子さまの送り迎え。始めたときには回せていた予定が、学年が上がると回らなくなることがあります。装置が合っていても、通えなければ進みません。

2. 費用が、思っていたより増えた

小児期の治療(第一期)で終わる方もいれば、永久歯が生えそろってから、もう一度動かす治療(第二期)に進む方もいます。第一期だけで終わる前提で考えていると、第二期が必要になったときに戸惑いやすくなります。金額そのものより、見通しを持てていなかったことが後悔になります。

3. 思っていた形にならなかった

並びが整ったあとに永久歯が想定と違う向きで出てくることも、あごの伸び方が予測とずれることもあります。人の成長は生き物なので、こうなりますと言い切れない部分が残ります。ここは正直にお伝えしています。

4. そもそも、今やる必要があったのか分からない

「様子を見ましょう」で足りたのではないか、という迷いです。小児期に手を入れたほうがよい状態は確かにありますが、すべてがそうではありません。今動かす理由が最初にはっきりしていないと、終わったあとにこの疑問が残ります。

避けられる後悔と、避けきれない後悔があります

上の4つのうち、3番は完全には避けきれません。成長のスピードも方向も、お一人おひとり違うからです。その前提でどう備えるかは成長期の矯正は、想定どおりに進まないことがありますに書きました。

一方で、1・2・4は、始める前に減らせます。通院の負担も、第二期までの見通しも、今動かす理由も、すべて事前に言葉にできることだからです。当院が診断に時間をかけているのは、ここを埋めるためです。

当院が、始める前にお伝えしていること

第一期で終わるとは限りません

小児期の治療は、永久歯がきれいに並ぶための土台をつくる段階です。土台が整えば第二期をしなくてよい方もいますし、進んだほうがよい方もいます。どちらの可能性もある前提でお話しします。当院がどこを「完成」と呼んでいるかは小児矯正はいつ終わるのかをご覧ください。

費用は、第二期まで含めた見通しでお伝えします

第一期だけの金額をお伝えして終わりにはしません。第二期に進んだ場合にどうなるかも、始める前にお話しします。考え方は子どもの矯正費用の相場と当院の考え方にまとめています。

骨格は、レントゲンで診てから判断します

見た目の歯ならびだけでは、あごの大きさや上下のあごの関係、これからどちらへ伸びていきそうかは分かりません。永久歯がどこにあるかは別のレントゲンで確かめます。当院がセファロを撮る理由はお子様の矯正にはセファロレントゲンが必須に書いています。今動かす理由があるのかどうかは、ここで分かれます。

「今は様子を見る」も、りっぱな選択肢です

診たうえで、今は動かさずに待ったほうがよいと判断することがあります。装置を入れないという結論も、診断の結果の一つです。装置の使い分けと様子見の見きわめはプレオルソ・床矯正は効果ある?従来型装置と「様子見」の見きわめでお話ししています。

装置は、毎日使えるかどうかで結果が変わります

取り外しのできる装置は、決めた時間つけられるかどうかで進み方が変わります。お子さまの性格や生活に合うかを、装置を決める前に一緒に考えます。合わないまま始めると、続かなかったという後悔になります。

すでに始めていて、後悔されている方へ

途中で立ち止まって、いまの状態を診断し直すことはできます。レントゲンと口の中を診れば、ここまでで何が変わったのか、この先に何が残っているのかを整理できます。

それまでの時間が無駄になったとは限りません。そのときに得られたあごの土台や歯の位置の変化は、この先を考えるうえでの材料になります。どの程度残っているかは、いまの状態を診てからのお話になります。そのうえで、この先どうするかを選び直すことができます。

小児期の矯正が何を目指すものなのかは小児矯正 =土台の治療に、始める時期の考え方は子どもの矯正、いつ始めればいい?にまとめています。治療に伴うリスクは矯正治療のリスクをご覧ください。

よくあるご質問

小児矯正をしても、結局また矯正が必要になることがありますか。

あります。小児期の治療は永久歯が並ぶ土台をつくる段階なので、永久歯が生えそろってからもう一度整える方がいらっしゃいます。第一期で終わる方もいます。どちらもあり得る前提で、始める前にお話ししています。

やらないまま様子を見て、後悔することもありますか。

あごの成長を使える時期が限られる状態では、待つことで選べる方法が減ることがあります。ただし、待ってよい状態も同じだけあります。どちらに当たるかは、レントゲンを含めて診てからお伝えします。

子どもが装置を嫌がっています。やめてもよいですか。

まずご相談ください。装置の種類を変えることで続けられる場合もありますし、いったん止めて時期を待つという判断もあります。嫌がったまま続けても、決めた時間つけられなければ進みません。

他院で治療中ですが、相談できますか。

いまの状態を診て、資料をもとにご説明することはできます。現在かかっておられる先生の方針を評価するものではありません。ご自身で選び直すための材料をお渡しする、という位置づけです。

お子さまの歯ならびで気になることがあれば、装置を入れる前に、今動かす理由と待つ理由を一度いっしょに整理しましょう。その段階からご相談いただけます。

※この記事は一般的な情報提供であり、お一人おひとりの診断・治療方針を示すものではありません。実際の判断は、診察のうえで行います。

当院は、インビザライン以外のマウスピース矯正装置は使用していません▶

当院のインビザラインは、自由診療で用いる未承認医療機器です。医療広告ガイドラインに基づく表示は自由診療で用いる未承認医療機器についてをご覧ください。

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